FURUSATO PRODUCER

ふるさとプロデューサー育成支援事業

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研修レポート
岩品 孝則 さん

株式会社ブレンドファームでのOJT

ふるさとプロデューサー3期生の岩品孝則です。私は京都府のブレンドファームにて研修を行いました。ブレンドファームは京都府内の若手農家のグループで、野菜・フルーツなどの農産品を取りまとめて出荷・販売を行っています。一軒だけでは取り扱う品目や量は少なくても、グループを作ることで豊富な品目のラインナップ、また取引先の要望を満たす量の確保が実現できたことで、今まで難しかった農家側が価格交渉権において有利に立つこともできるようになりました。私も自営で農業をしていますが、どうしても市場依存体質から脱却できません。農家が行う営業をOJTから学びふるさとの農産品をもっとアピールしたいと思い研修をさせていただきました。
沖縄大交易会とは
この研修中で一番大きなイベントとして沖縄大交易会に参加しました。11月下旬の沖縄はまだまだ暑かったですが、商談会場の熱量はそれ以上でした。沖縄大交易会は海外への輸出を目的とし、バイヤー230社 サプライヤー235社が参加する大規模な商談会です。特徴としては、不特定多数を相手にする見本市とは違い、沖縄大交易会は事前マッチングによる個別商談形式です。なので無駄な時間が一切ありませんでした。

見本市でしたら商品の説明をすることが大半で、そこで興味を持ってもらい、後日具体的な話になるという形だと思います。しかし沖縄大交易会は、事前にバイヤー側が商談を申し込んでくるので、当日の商談のテーブルでは、商品説明の時間は少なく取引品目や量の提案など具体的な話が30分足らずのうちに決まっていました。そのスピード感に圧倒されました。

また今回参加していた京都府の農家には、行政のスタッフがサポートしているところやロジのサポートとして某大手企業の方がアドバイザーとしてついていました。商品自体の品質の良さやパッケージングはもちろん大切ですが、それだけではダメで、海外のお客様に商品が届く全ての過程でプロデュースできることが他者との強みを発揮できるところだと感じました。特に農産物のような生鮮品はその点が重要です。私も近い未来この沖縄大交易会に参加してみたいと思います。
ホテルマルシェ
次に研修期間中のイベントとしてブレンドファームが生鮮品を卸しているハイアットリージェンシー京都にて行われたマルシェの運営をしました。当日は台風直撃の悪天候の状況の中でしたが多くのお客様にお立ち寄りいただきました。外国人の方は、購入したフルーツをその場で召し上がっていて、日本人よりもフルーツを日常的におやつ感覚で食べていることがわかりました。

私自身も以前都内でマルシェに出店しましたが、外国の方はレジ袋を受け取らず、その場でいちごをパクパク食べて、「good」と言ってくださったのを思い出し、日本のフルーツの価値の高さを再認識しました。
研修を通しての感想
今回研修先のブレンドファームのメンバーは全員が毎日畑にいる農業者です。その中で仕事を調整して専属の営業マンなどは一切雇わず自ら営業に出ています。私も同じ農業者として生産で精一杯になり、販売面になかなか時間を割けず、チャレンジできずにいる現状がありました。

しかし、OJTで常に行動を共にして農業者としての時間の使い方、人の使い方を学び「忙しい」「自然相手だから大変」はただの言い訳でしかありませんでした。農業者でも多くのことにチャレンジできるし、農業の可能性は無限大だと感じています。

そのチャレンジを叶えるためのプロデュース力も、加工品の新商品のパッケージングに携わらせてもらったり、輸出セミナーに参加したり、京都府内で先進的に経営している農家さんのところに訪問させてもらったりと数多くインプットさせていただきました。今回の経験を無駄にせずアウトプットしていきたいと思います。

最後に今回研修先として受け入れてくださったブレンドファームの皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
お問合せ先

ふるさとプロデューサー育成支援事業(通称:ふるプロ)事務局 担当:内田/管野

TEL: 050-3733-2276