FURUSATO PRODUCER

ふるさとプロデューサー育成支援事業

メニュー
研修受入体制
受入機関名
特定非営利活動法人元気になろう福島
責任者
氏名
本田紀生
役職
事務局長
プロフィール

 NPO法人元気になろう福島の副理事長兼事務局長。都内の広告代理店に4年間勤務、その後地元福島に戻り地元の代理店に7年間勤務後、広告代理店を15年間経営。地域活性化のため意欲ある各地域の方々と「連携」し、「新しい公共」を推し進めている。2010年、NPO法人元気になろう福島を設立。経営者の視点で、地域活性化や地域づくりの事業支援を行う。東日本大震災後は、福島の声を全世界に向けて発信する場「ふくしま会議」の事務局や「アースデイ福島」の事務局長、福島で被災した子どもたちと絵本作家と共に本をつくる企画、自主避難者向けに放射線量の低い場所への移住・ホームステイの仲介など、様々なプロジェクトを展開した。広告代理店時代に鍛え上げられた企画力と、ネットワーク力、実行力があるが、一番の強みは、故郷福島を子供や孫に、引き継いでゆきたいという熱い気持ちを持っていることである。

今まで手がけた
地域プロジェクト等

■平成28年度ふるさとプロデューサー育成支援事業

 川内村ブランディングをする為、今回「川内村の郷土料理」のレシピを川内村民に取材し、その郷土料理を東京の皆さまに振る舞うこととしました。郷土料理の取材は、川内村婦人会と農家の皆さまにご協力いただき、実際に料理を作っていただき、レシピをまとめました。今回、川内村役場・川内村商工会のご支援をいただき、平成29年2月4・5日福島県のアンテナショップ「日本橋ふくしま館」にて、郷土料理の振る舞いと川内村物産の販売を株式会社あぶくま川内が行いました。「住民の夢や希望、自信と誇り」つながると同時に、地域の産業の進行に結びついたと評判でした。研修生も、風評被害を払拭して、川内村の産品を販売してゆく過程で「ふるさとプロデューサー」としての確かなノウハウが身につきました。

 

■農山漁村被災者受入円滑化支援事業

 川内村をはじめとする、浜通り地区は、東日本大震災と原子力災害で壊滅的とも言える打撃を受けました。そのような中、これまで過去2年間、農林水産省の農山漁村被災者受入円滑化支援事業を受託し、農家の方の本音を聞くとともに、従来の農業地区と避難された農家さんとの間の営農コミュニティの基礎を作る取組を実施した。これまでに双葉8町村の避難した農家60名ほどの聞き取り調査を実施しました。

 そのときのネットワークを活用して、大熊、浪江、富岡から避難している農家さんに、川内村で農業を再開する、ということをコーディネート、農家が農業で収益を得ることのできる環境を整えている。農作物の育て方を、他の残留放射能により農業をすることのできない地域の農家から教えて貰うなどして地域の産品の開発している。そのことにより雇用が生まれて、他の地域から避難してきた農家の方から「再び土に触れてうれしい」との喜びの声をうけている。地域の雇用の促進に貢献している。このときのネットワークが後記する首都圏での川内村の野菜の販売とブランディングにつながっている。

 

■川内村の特産物としてエゴマ油の販売支援

 川内村はかつて木炭が盛んな村だった。今では木炭は燃料以外にも、消臭としてなどさまざまな用途として使用されている。そこで木炭の生産や、認知症予防や脳溢血、うつ病改善に役立つと言われる成分が含まれている「エゴマ油」、このエゴマ油を使用した「しそ巻き」などの新商品の開発を行っている。エゴマ油をあぶくま地域の有名なブランドとして、ブランディングすべく、生産農家とともに活動している。

 

■復興支援型地域社会雇用創造事業

 被災地等において、地域の課題を解決するために起業する人材を発掘、起業を支援するである平成24年度内閣府「復興支援型地域社会雇用創造事業」インキュベーション事業を手伝う。一般社団法人北海道総合研究調査会が元請となり、財団法人日本グラウンドワーク協会運営の福島県事務局員として従事した。田村市会場9名・いわき市会場9名・福島市会場9名合計27名の研修生が学び、その内7名が起業し、その7名のメンターとして本田紀生が企業支援を実施しました。

 

■毎月の復興支援イベント「結イレブン」の開催

 2014年1月からふくしまの復興の「生の声」を伝えたい、ふくしまの復興に、誰でも参加できる道を拓きたいとの思いから、毎月11日、東京と福島を結ぶカフェイベント「結イレブン」を、元気になろう福島、A SEED JAPAN、気候ネットワーク、すずめの未来市の共済で開催しています。そこでは、川内村の野菜を料理して提供するなどして、川内村の農産物の販路開拓とブランディングを行っている。

 

■震災復興リーダー支援プロジェクト

 NPO法人ETICが実施した東日本大震災の復興に向けて立ちあがったプロジェクトリーダーのもとに、その右腕となる若手経営人材を派遣する「震災復興リーダー支援プロジェクト」の公募に申し込み受入機関として「避難住民の雇用創出支援プロジェクト」事業を実施した。(http://michinokushigoto.jp/project/3479

 川内村では2012年1月に村長が帰村宣言を出したものの、当時村民のほとんどが避難している状態だった。

 帰村したい住民を支援するため、支援企業と地域住民・団体とのマッチングをコーディネートし、帰村する人をサポートする「仕組みや仕掛け」をプロデュースした。具体的には雇用創出の取り組みとして、地域にある休耕作地を利用したオーガニクコットンの栽培から加工までを行うプロジェクトを誘致した。企業や村と連携して雇用を創出した。

 民間主導で数多くの復興プロジェクトをプロデュースしたことが特徴である。

副責任者
氏名
安藤博諒
役職
事務局
プロフィール

■学歴

平成14年3月  高畠町立二井宿小学校 卒業

平成17年3月  高畠町立第一中学校 卒業

平成17年4月  米沢東高等学校 入学

平成20年3月  米沢東高等学校 卒業

平成20年4月  福島大学人文社会学群行政政策学類 入学

平成24年3月  福島大学人文社会学群行政政策学類 卒業

■職歴

平成266月  株式会社アトリエ・オレンジ 入社

平成2610月 一身上の都合により退社

平成2612月 特定非営利活動法人元気になろう福島 入社

今まで手がけた
地域プロジェクト等

■プロジェクト実績

・平成26年~

 NPO法人大熊町ふるさと応援隊事務局委託

  …事務局運営及び復興庁「心の復興」事業による町内バス視察事業など

・平成26年~

 川内村農家支援及び農業再生事業

  …避難農家による川内村の農家作業支援な

・平成26年~平成28

 農林水産省「農山漁村被災者受入円滑化支援事業」

  …被災農家の現状調査及び情報集約など

・平成28

 大熊町住民ダイアログ企画「大熊町未来会議」

  …対話の場作りや町民からのヒアリングなど

・平成29

 川内村産品プロモーション事業

  …風評被害払拭および新しい地域産品定着の為のプロモーション活動など

受入コース

B.国内研修90日

研修名

福島県川内村のプロデュースを通して、地域振興の極意を学ぶ

具体的な研修内容

 東日本大震災、原発事故から5年が経過する現状の中、いち早く帰村した川内村では他地域に対しての帰村モデルとなることが期待されている。元気になろう福島では、川内村での農業支援を通して、特に農業分野での帰村モデルづくりに貢献している。川内村の農業は復興に向かっているが、その現状は日本国内の他の地域には知られていない。川内村の農作物が域外で受け入れられるようになり、風評被害が払拭されなければ福島の復興が進まない現状がある。

 そのような状況の中、平成28年度ふるさとプロデューサー育成支援事業を昨年度実施して、総人口2,707人の村で、特産品をプロデュースして販売することで、村民の大きな自信に結びついた。

 川内村の多くの関係者を巻き込み、川内村の現状を地域の外部の方に正しく伝えて、川内村の寒暖の差が激しい環境で育った美味という特徴のある産品を、域外に売り出す取組を通して、川内村の農業を再生させるというプロジェクトを、昨年に引き続き、ふるさとプロデューサーと共に実施する。

 まずは、川内村の現状を正確に知ってもらいます。川内村の農作物は、国のガイドラインによる農林水産物等緊急時環境放射線モニタリングや、米の全量全袋検査をはじめとする産地・生産者による自主検査など、農産物等の放射能検査を行い、安全な農産物等だけが流通される体制を作っていますが、多くの他地域の方は不安感が先行して実態を知りません。

 生産者のネットワーク構築を行い、地域の外の方に川内村の産品の情報を届けるサポートを担ってもらいます。毎月11日、東京と福島を結ぶカフェイベント「結イレブン」にて、研修生が見つけた産品の販売を実施すると共に、川内村の農作物の安全性と魅力を伝えるPR活動を実施する。

 特に、本年度から酒米の栽培をはじめており、秋には、川内村産の酒米で出来たお酒が完成する予定である。川内村は寒暖の差が大きく、自然から湧き出る水があるため美味しい野菜が昔からとれる地域として有名であるが、現状では風評被害の影響で飼料米の栽培が多く、人に食べて喜んでもらえる農業をしてきた農家は、自信を喪失してしまっている。そこで、今回は、農家の夢や希望、自信と誇りを取り戻すために、川内村のお酒をプロデュースしてゆきたいと考えます。

 これまでの研修を踏まえて、川内村の農業をブランディングする為に、首都圏でのPR活動を展開する。具体的には、首都圏の飲食店で、川内村の農作物をキャンペーンとして提供する活動を行います。川内村の食の安全に対する取り組みや、復興に向かっている現状を多くの方に知ってもらう試みを展開する。また、インターネットを活用した広報活動も展開して、川内村の復興の様子を多くの人に知ってもらい「原発事故後」のネガティブなイメージを、復興に頑張っているポジティブなイメージに、イメージチェンジを実現する。

●川内村商工会

 地域の農家、商工業者をコーディネートするにあたり共同して活動しています。

川内村役場、福島県、伊藤忠商事グループ株式会社食料マネジメントサポート

 農業振興に関する補助事業の受託にあたり協力関係にあります。

●A SEED JAPAN、気候ネットワーク、すずめの未来市

 共済で福島復興のPRイベント「結イレブン」を実施している。首都圏での展開、ブランディングを共同して実施する。

得られる経験・成果

 NPO、行政、商工会、地元農家、加工事業者などの地元の産業に関係している立場の異なる多くの関係者を巻き込み、地域全体を活性化させるビジョンを示しながら、地域の特色を活かした産品をブランド化し、域外に売り出すということを、日本酒、えごまを使用した商品のブランディングを通して経験として身につけることができる。それぞれ立場が異なると、考えていること、課題に感じていることも異なる。すばらしい正しい企画を世に示したとしても、実行されなければ意味がありません。

 立場の異なる様々な方の考えの違いを理解しつつ、調整しながら結果を出す為には、他人に共感して他人の立場を理解する力、交渉する力が必要になる。研修では、評論家、企画屋としてではなく、プレイヤーとして現場で活躍するノウハウが身につきます。福島というブランディングの難しい地域で活動することで、他地域でも通用する能力を身につけます。

 すなわち、今回の研修で一番目に身につくのは「実行力」であり、二番目に身につくのは「企画構想力」です。実行できる「ふるさとプロデューサー」になれることが特徴です。

研修のフォローアップ

 研修の責任者・副責任者である、ふるさとプロデューサー本人が基本的には同行して、随時・研修生をフォローアップします。

 研修地である川内村は、これまでの5年間にわたる、支援活動を通して川内村役場・川内村商工会・川内村婦人会や川内村の農家さんとの関わりから成り立っています。あらたに川内村教育委員会や株式会社あぶくま川内さんとの連携ができました。研修の趣旨と意義も理解していただいており川内村全体で研修生を受け入れる体制が整っている。

 前年度のふるさとプロデューサー育成事業の評判がよく、川内村の各カウンターパートも協力的であり、本件事業に協力を約束している。

研修スケジュール
日程 ステップ1(30日程度)
具体的内容

川内村の現状を研修生に正確に知ってもらいます。川内村の農作物は、国のガイドラインによる農林水産物等緊急時環境放射線モニタリングや、米の全量全袋検査をはじめとする産地・生産者による自主検査など、農産物等の放射能検査を行い、安全な農産物等だけが流通される体制を作っています。そして、生産者の思いや、実態を正確に把握してもらいます。「川内村産の酒米で作った日本酒」は必ずブランディングの対象としますが、それ以外に、川内村の産品でブランディングの対象となる物を探します。

備考

9月(10日程度)
10月(10日程度)
11月(10日程度)

日程 ステップ2(20日程度)
具体的内容

生産者のネットワーク構築を行い、地域の外の方に川内村の産品の情報を届けるサポートを担ってもらいます。毎月11日、東京と福島を結ぶカフェイベント「結イレブン」にて、研修生が見つけた産品の販売を実施すると共に、川内村の農作物の安全性と魅力を伝えるPR活動を実施します。

備考

11月(5日程度)
12月(10日程度)
1月(5日程度)

日程 ステップ3(10日程度)
具体的内容

これまでの研修を踏まえて、川内村の農業をブランディングする為に、首都圏でのPR活動を展開する。具体的には、首都圏の飲食店で、川内村の農作物をキャンペーンとして提供する活動を行います。川内村の食の安全に対する取り組みや、復興に向かっている現状を多くの方に知ってもらう試みを展開する。また、インターネットを活用した広報活動も展開して、川内村の復興の様子を多くの人に知ってもらい「原発事故後」のネガティブなイメージを、復興に頑張っているポジティブなイメージに、イメージチェンジを実現する。

備考

1月(5日程度)
2月(5日程度)

研修場所

福島市50日(商品ブランディング・企画調整)+川内村30日(地域資源の発掘、事業者・行政との連携構築)+東京10日(川内村の魅力発信)

 研修拠点は、福島駅の近くにある、元気になろう福島の事務所で実施します。主な出張先である川内村までは車で1時間半の距離があります。出張回数は10回程度を想定しており、1回の出張で2泊3日から3泊4日ぐらいで地域活動を実施します。 

 主な出張先としては、川内村です。訪問先としては、川内村役場、川内村商工会、川内村婦人会、川内村の農家、川内村教育委員会や株式会社あぶくま川内を想定しています。

宿泊施設

●東横イン(福島市)

 5,940円(税込み)

●ビジネスホテルかわうち(川内村)

 1泊2食付 5,500円(税込み)

 1泊素泊り 4,600円(税込み)

 長期滞在の割引もございます。お問い合わせください。

●小松屋旅館(川内村)

 1名様 6,500円(朝食、夕食付)

●空家(川内村)

 連続して宿泊する場合には、空家等を借りることも可能である。

お問合せ先

ふるさとプロデューサー育成支援事業(通称:ふるプロ)事務局 担当:内田/前田

TEL: 050-3733-2276